すがやみつる「仮面ライダー青春譜」が最終回

漫画家すがやみつるの半生記『仮面ライダー青春譜』が19年がかりで遂に完結しました。マピールさんは全面改稿前の「すがやみつるホームページ」時代からの読者で、連載が中断になった時にはとても残念に思ったものです。それが今年になって再開。70年代の漫画家界隈の様子を伝える記録が堂々の完成であります。
マピールさんは冒険王やらテレビマガジンやらを愛読した世代でして、「ライダーのマンガ」とか「ウルトラのマンガ」とかのアバウト認識から「作者」を明確に区別した最初の漫画家がすがやみつる先生なのでした。だから、この連載で語られたのは一世代前のあまり馴染みのない漫画家さんたちのエピソードという事になりますが、それでも大変興味深く拝見させていただきました。本当にご苦労様でした。