米国映画賞レースの行方は?

米国映画協会の十選はこんな感じ。

カールじいさんの空飛ぶ家
マイレージ、マイライフ
コララインとボタンの魔女 3D
『プレシャス:ベイスド・オン・ザ・ノベル・プッシュ・バイ・サファイア』(原題)
『ザ・ハート・ロッカー』(原題)
『シュガー』(原題)
『ザ・ハングオーヴァー』(原題)
『ア・シングル・マン』(原題)
『ア・シリアス・マン』(原題)
『ザ・メッセンジャー』(原題)
(順不同)

クリント・イーストウッド監督の『インヴィクタス』が洩れ『イングロリアス・バスターズ』『アバター』なども落選。


但し、ゴールデン・グローブ賞作品賞(ドラマ)のノミネートは下記の5本。やはり『インヴィクタス』の名前は無し。ミュージカル部門にはロブ・マーシャル監督作品『NINE』がおり、『カールじいさんの空飛ぶ家』もアニメ部門にいますが、これらには部門賞止まりでしょうな。『マイレージ、マイライフ』が一歩リードで、『ハート・ロッカー』と『プレシャス』がそれを追う情勢でしょうか。

アバター』・・・巨額を投じたジェームズ・キャメロン監督の超ハイクオリティなSFアドヴェンチャー
ハート・ロッカー』・・・米軍爆発物処理班のイラクでの活躍を描く。LA、NY、ボストンの映画批評家協会賞を受賞。
イングロリアス・バスターズ』・・・タランティーノらしさ爆発のユダヤ系米国人ナチス虐殺部隊大暴れ映画。
『プレシャス』・・・継父に犯され虐待されたスラムの超肥満黒人少女を描く。マライア・キャリー出演も話題。
マイレージ、マイライフ』・・・仕事で年間322日も出張する男の人間ドラマ。「ナショナル・ボード・オブ・レビュー」作品賞。