観た映画(2014年7〜9月公開)

 前回、鑑賞ペースの早さにはしゃいでたみたいなんだけど、あっという間に時は流れ今や師走。結局例年より遅いペースに下がってる気がするが、年内に記事が一本上げられて良かった良かった。ちゅな訳で、第3四半期分は合計14作。

オール・ユー・ニード・イズ・キル
マレフィセント
GODZILLA ゴジラ
るろうに剣心 京都大火編
トランスフォーマー/ロストエイジ
LUCY/ルーシー
ルパン三世
イン・ザ・ヒーロー
るろうに剣心 伝説の最期編
舞妓はレディ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
猿の惑星:新世紀
柘榴坂の仇討
ジャージー・ボーイズ


 さて今回のお薦め。先ずは賛否分かれる『GODZILLA』。確かに脚本はアレだけどそれは大半のゴジラ映画も同じわけで、日本の予算じゃ絶対無理な特撮映像に計算され尽くした怪獣演出はそれを補って余りある。まあ、謙さん意味不明すぎるけど。一方、脚本力で面白かったのが『オール・ユー・・・』。いつも不死身のトム・クルーズが死にまくるのにも快哉。綺麗に終わったのだから続編とか止めとけと思う。後は、音楽伝記映画『ジャージー・ボーイズ』が楽しかったが、コレは個人的ナツメロ補正によるところが大。和製ミュージカル『舞妓はレディ』は楽曲が好みじゃないわりに嵌まったが、これまた『マイ・フェア・レディ』補正によるところが大だったり。
 で、ダメダメの方。本格的に退屈だった作品は無いが「悪くはないけど・・・」ってのが多い。例えば『LUCY』。スカヨハのふてぶてしさは凄くいいんだけど基本プロットがバカバカしさ全開でSF者として観てて恥ずかしくなる。『ルパン三世』もメインキャストは下馬評を覆す健闘を見せてるんだが監督のセンスが決定的にズレてる。映画秘宝方面で絶賛の『ガーディアンズ・・・』もオイラには合わなかった。映像・アクションには文句無しの良く出来たスペオペだけど、いかんせん悪側の魅力が乏しい。ベイダー卿抜きの『スター・ウォーズ』みたいな。脳天気で破天荒が売りの主役チームなのに行儀良く甘口なエロス&バイオレンスなのも残念だ。