野口聡一「オンリーワン ずっと宇宙に行きたかった 」

オンリーワン―ずっと宇宙に行きたかった (新潮文庫)

オンリーワン―ずっと宇宙に行きたかった (新潮文庫)

ISS長期滞在中のミッション・スペシャリスト・野口聡一さんによる宇宙へのクロニクル。
コロンビアの事故後に行われた最初のミッション(STS-114)を終えた2005年に執筆されたモノ。
文庫化にあたりちょっと追記されたので、2009年のソユーズ出発前までの年譜となってる。
次代の若者に向けてレベル低めで書かれてる為、解り易くも物足りない。
あと、文中の写真と記述内容とが大抵シンクロしないのが腹立つ。


しかし、ほぼ同世代人だがティーンの頃のオイラには「宇宙を目指す」という発想はなかったなぁ。
松本零士スペースシャトル初打上も立花隆『宇宙からの帰還』も同じように通過したのに。